Brexit (英国のEU離脱)により知財が受ける影響に関して、特許は、管轄する欧州特許庁が、EU (欧州連合)の機関ではないため、Brexitが欧州特許制度に影響を与えることはない。

 尚、商標・意匠については、EUの機関である欧州知的財産庁(EUIPO)が管轄していることから、Brexitにより影響を受けることになる。

 Brexitが、EUの商標・意匠に対してどのように影響するのか?

 影響の詳細や、実施事項について、フランスの特許事務所 "Beau de Loménie"における欧州の弁理士より解説いただきます。更に、英国の商標・意匠を保護する上で留意すべき点のご参考にしていただければ幸甚に存じます。

 レクチャー動画(約44分)及び、レクチャー資料については、以下よりご覧頂けます。

 

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 0. はじめに

  ・法的枠組み

 

Ⅰ. 同等な英国の権利を取得・維持するための要件

      A. EUの商標またはEUを指定した国際登録と同等の英国商標
   B. EUの意匠またはEUを指定した国際登録と同等の英国意匠

 

 Ⅱ.  特定の問題

     A. EU商標と同等の英国商標の不使用と評判の評価への影響

   B. 公表の延期、非登録共同体意匠および補充的非登録意匠

 

 Ⅲ. 記録と代理人に関する問題

       A. 記録:譲渡、使用許諾、担保権
       B. EU知的財産庁 (EUIPO)および英国知的財産庁 (UKIPO)における代理人問題

 

 Ⅳ. 権利行使および利用への影響

       A.  係争と契約
       B.  税関の取締り及び知的財産権の消尽

 

 Ⅴ. まとめ

  ・とるべき実用的な行動

 

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