EU指令2015/2436(2015年12月16日付)をフランス商標法に反映させるために、政令2019-1169(2019年11月13日付)及び、政令2019-1316(2019年12月9日付)に基づき、フランス商標法が改正され、2019年12月11日に発効されました。
法改正に伴い、2020年4月1日より、登録商標の取消および無効の手続が、フランス特許庁(INPI)で行えるようになりました。
フランスの特許事務所 "Beau de Loménie"の弁理士より、『フランス産業財産庁(INPI)において、登録商標を取消・無効にする新たな手続きについて』具体的な留意点を解説いただきます。商標実務に携わる方の参考になれば幸甚に存じます。
本Webページと合わせて、レクチャー動画及びレクチャー資料をご覧頂けると幸いです。
※ 本Webページに掲載する情報は、十分に内容の検討・確認をしておりますが、その正確性や確実性等を保証するものではありません。
上記点をご理解いただき、情報をご活用ください。
<セミナー内容>
【イントロダクション】
1.欧州の法的背景
2.フランス法への移行
3.組織概要と基本の数字
【Ⅰ.取消/無効理由】
A. 取消理由
B. 無効理由
【Ⅱ.手続の概要】
A. 主な要件と初期段階
B. 標準手順とタイムライン
【Ⅲ.使用の評価】
A. 無効手続における防御手段としての使用
B. 取消手段における使用の評価
【Ⅳ.まとめ;ヒント&コツ】
A. 停止、終了、決定段階
B. フランス特許庁と裁判所の管轄権の共有
C. まとめーヒントとコツ